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流星
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作詞 零雅 |
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鳴り止まない歪みが揺らした 飛び散る雫が光り出した
首を上げて誰かと目を合わせぬよう 怯えを隠して
あの時の君はまるで夜に 線を残す流星のように
声を掛ける隙間もなく 気づいたら見えなくなった
時計の針はいつも通りに進んでいく
でも歪みはまだ鳴り響いてる
まだ覚えてる 色んな痛みが
全部重なって 強くなっていく
忘れないように 忘れられるように
何処へ行っても 笑えるように
繰り返す雲の流れに沿って 何食わぬ顔でやり過ごした
誰にも見せられないその大切な 何かを抱えて
誰かのためになれればいいって 本当はどうだか分からなくて
並べられた食事は作り笑顔で何とか片した
時計の針と同じように日々を刻んで
一歩ずつ慎重に歩いていくよ
何も怖くない 強がりだとしても
今が怖くても その先があるから
繰り返されること 止めないように
止められなくても 誤魔化せないように
歪みの中に 零した言葉 震えが見せた 瞳の奥へ
雫の中で 浮かんだ夢は 昔も今も 脆い殻の中
汚れない世界 刻む足跡
真っ暗な道 優しく照らす光
夢を見ている そんな気分にもなる
どんなに辛くても 呼吸はできるから
あの時見えた 君と同じように
消えてしまっても きっと残ってるから
まだ覚えてる 色んな痛みを
忘れないように 忘れられるように
何処へ行っても 笑えるように
流れる星は 君と同じように
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