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未来
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作詞 零雅 |
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分からない 傷跡の位置を
手探りで必死に探す
無くした その呼び名の
興味さえも気づけば失った
ここは何処だろう 何時来たんだろう
君は誰に連れてかれたんだろう
見つけたい居場所を僕は
そっと抱きしめて目を閉じた
いつか聞いたその叫びは
あの時と確かに一緒で
もう一度二つに別れて 走った
明けた夜はもう二度と ここには戻ってこない
吐いた嘘はもう塗り潰せない
胸の奥で 微笑むモノ
他の誰でもない僕のモノ
今をずっと離さない
誓って 誰かが許すから
真っ白 空白のページ
少しずつ綴ってく心
消えそうな 揺れている光
少しずつ照らされてく道
あれは何だろう そこは何処だろう
既視感が僕を悩ませる
「自分」を形作る 臆病なモノ
その正体を思い出して
聞こえなくなった叫びは
君を迎えに行っていたんだ
僕はただ帰りを待ってるだけだった
首を振るだけの機械に 目を合わせるのが怖くて
つい喋った本当はとても 輝かしくて
あの時聞いた 懐かしい音
その場所で響き渡っていく
今確かな 分かってる事
君がその場所で笑えてる事
胸の奥に 在り続ける
他の誰でもない僕のモノ
もうずっと離さない
誓うよ ここが僕の居場所
誰かに 貰った傷は
いつの間にか綺麗に消えてた
聞こえる 目を閉じたまま
ゆっくり近づいてくる音
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