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door
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作詞 零雅 |
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ぽっかり空いた胸の真ん中で
一人二人が争ってる
その行方を見届けたくて
奥のほうに閉じこもった
暗闇に差す光の束
まぶしくてぎゅっと目を閉じた
一瞬映った瞼の裏
あの日の君の笑顔が
ずっと夢を見ていたんだろうか
夢であってほしいんだろうか
何にもわからないふりをして
時間だけが過ぎていった
ひたすらに強がりを晒して
常に自分に問い続けた
恐がられる事を恐れて
自分の世界を創り上げた
ずっと夢を見ていたんだろうか
もう二度と覚めないのだろうか
誰かが呟いた言葉
なんて言っていたか忘れた
通り過ぎる僕と同じ人
立ち上がることすらできない
もし見かけたのなら肩でも
貸してあげるといい
塗り潰したキャンバスの上を
歩いて戻ってきてよ
鍵をかけたその扉を
開けた先に何がある?
その背中を押してあげる
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