|
|
|
CHEERS
|
作詞 零雅 |
|
今日もどこかで言葉と言葉が
意味もない争いを繰り返している
逃げるように置き去りにした
あの日君がくれた本当の意味を
何事もなく進んでいく日々に
早く終わりが来る事を祈ってた
僕らが必死に目指してたのは
目印となるあの光の向こう
偶然出会った人と人が偶然重なりあった
そして僕らが完成された ただそれだけの事だったんだ
いつもみたいにどこかでまた
何気ない事を繰り返している
幾千幾多を通り越して
見えなくなった行方を探す
必要とされてる事を無視して
ただ前へと進んでいくけど
それにも限界を感じた僕らは
奇跡がくるのをひたすら待った
待ちに待ったカウントダウンも残りわずかでゼロになるよ
全ての終わりの始まりがここから始まるよ
ふと見上げた空には一筋の飛行機雲が
色々な事が度重なって 消し跡の残った過去に
これから始まる大行進 報われない事のくせに
何かを見失ったかのような あなたに光を見せたい
諦めなければどうにかなるのだと
成せば成るなどとほざきやがって
なぜその意志が最悪の未来を創ってしまう事に
気づけないんだろう
痛みに耐えて壊れかけた今が
あるのはあの日君がくれた意味を
大切にしてきたからいつか僕が
お返ししてあげたい
飛び交う鉛色の光の中を
君が全力で走っていく それを追いかけた僕らは
いつの間にか見えなくなって 消えた
刻まれた歴史の裏側は 擬態してるカメレオンのよう
唯一解っていた事すらも間違いも全部似せた偽りの事
それでも時は止まらないから
何事もなかったかのように
ただただページを埋めていく
内容の薄いページには
お決まりのエンディングにして
この世界に生まれた僕らは 決まった物語の主人公なんだ
一人ひとりに与えられた選択肢を 間違う事のないように選んで
色々な難しさの中 必死に平静を装って
ぐちゃぐちゃになった未来への バトンをあなたに託す
語られる事のない本当の 消し跡の残った意味を
また始まったゼロからのスタート
君の知らない真っ暗な今の過去
せめて君の空白を幸せで埋めて
数々の痛みを超えて 新しい今とようやく出会えて
泥だらけの僕らのこの体を 真っ白な未来で包んで
幸せを知らないあなたにも平和を知らないあなたにも
二つ目の新品の人生のノートを
色々な事が度重なって これから書き加える未来に
始まることのない大行進に 大声で思いきり万歳を
|
|
|