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作詞 零雅 |
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閉じた瞼の裏側 何も聞こえていない 何も見えていない
一人 暗がりの中で 震え隠せてない
何を恐れて いるのか 何を求めているのか
集まった鴉が 一斉に鳴きだした
答えの無い解答用紙に 求めたのは自分だ
僕の体を縛り付ける 遠い君の声
どこから呼んでるのか 懸命に探すけれど
見上げた夕空に 何でこんなにも
悲しみを覚えるのか
誰かに構ってほしくて 叫ぶ僕は今
何が正しいのか そうじゃないのか
考える暇もなかった
此処に居ても良いのか
このままで いいのか
僕の小さな声は どこまで届くのか
誰も聞き耳たてないから 必死に喉を震わすけど
繰り返していく内に 君が近くまで来てくれたよ
それなのに僕は それさえも拒んでしまう
憎くて仕方ない
君に触れてほしくて 叫ぶ僕は今にも
消えて無くなってしまいそうだ
その瞬間に見えたものは
何も 無かった
君が いなかった
僕を必要としてくれない 満更でもない
心地よいと思えるのは ほんの一瞬だけだった
寂しくなった 君が欲しかった
こんな自分を殺したかった
誰かに構ってほしくて
叫ぶ事を許して
君と繫がりたくて 唄う僕は今も
吐き出そうな弱音を強く
止める事に必死なんだ
ぼろぼろの僕の心を繋ぎとめてくれる
君がいたから なんて
言える僕は今はいない
誰か僕を呼んでくれないか
僕が在る意味を教えてくれないか
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