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Voice
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作詞 零雅 |
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閉じた瞼の裏に 何が見えているのかなんて
僕には到底わかりやしないけど
貴方が望んだ世界が そこに広がっていますか
それに向かって手を伸ばして 僕らを置き去りにして
そんなこと誰も望んではない
けどそれでも文句は言わない
いつもの場所で僕らをいつものように迎えてくれて
「よく来たね」って言葉を今ほど聞きたいと感じることはない
貴方が僕の手を強く 握ってくれた訳を
なんとなく知った気がしたよ
疲れたならまた目を閉じて 広がる貴方だけの世界に
足を踏み入れて けど戻ってきてね
せめてさよならだけでも言わせて
今日の笑顔、泣き顔も 時間はそれを置き去りにして
見えてたものも全部 疑うようになってでも声だけが確かで
だったらいつまでも貴方に
目印となる声 届けに行くよ
僕が名前を呼ぶ声に 気づけなかったあの瞬間も
貴方が求めた あの温もりさえも 貴方じゃない貴方が消していく
閉じた瞼の裏側に 知らない世界が貴方を呼んでいるとしても
それに気づけない 入ろうともしない
僕らがその背中を押すよ もう無理はしなくてもいいよ
涙零れた事に気づいても 過去と化して 消えてなくなる
見えてたものが見えなくなり すべて変わって新しくなる
僕の声は届いてますか 僕の手を握り返してくれますか
貴方にもう一度届けに行くよ
貴方に「声」を届けに行くよ
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