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車輪
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作詞 零雅 |
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錆びたペダルを必死に漕いで
何を目指してるのだろう
汚れたノートの最後のページ
誰にも見られたくないページ
小鳥の弱々しい囀り
月明かりに照らされて 青く光る
錆びたハンドルをぎゅっと握る
速度を落とさぬよう前へ進む
終わりの見えない道を進む
躓いて転びそうになる人
歩くことさえできない人
何かを叫びながら歩く人
進む事を諦めた人
ホイールの空気が抜けてきたな
そろそろ詰め直さなきゃな
そうしてる間に時間が無くなるよな
だったらパンクするまで乗り続けよう
錆びたペダルを必死に漕いで
何を目指してるのかなんて
汚れたノートの最後のページ
最後まで辿り着けたら
じっくり見てみよう
焼けた空の赤い太陽
錆びたハンドルを握りしめて
空気が抜けそうな車輪を回す
終わりの見えない道を進む
終わりまで延々と進んでいく
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