|
|
|
青空
|
作詞 零雅 |
|
どうしてなんだろう 世界や肌の色が違うだけで
あの壁の向こう側で 音をたてて崩れていくよ
乾いた銃声が ただ耳の奥のほうで暴れている
そのかっこついたピッカピカの銃で 心の鎖を砕いてくれ
なんにもない荒野の真ん中 飢えた子供が腹を抱えていて
ハゲタカがそれを狙っている 悲しみを胃袋に溜めすぎている
どうせ狙うのなら 欲望に埋め尽くされたあいつらの頭を
そのくちばしでつついてやってくれ
どうしてなんだろう 無意味な夢や無意味な願い
そんな事のためだけに 人を道具にしてしまうの?
今すぐ変われるなら あの空に浮かぶ雲になりたい
空から水を零してあげれば
少しは心を洗ってあげれるだろうから
僕にこの眼が二つ ついててよかったなぁと
改めて思った今日の事 なんでかは知らないんだけど
この声が枯れるまで 何もないただ青いあの空に
思いをただ音色に乗せる
響いてくれるかどうかは知らないけど
汚れきったその体の中を 少しでも綺麗になってほしいよ
肌が黒くても 眼の色が違ってても みんな繋がってる事
それに気づいてほしいから
今すぐ変われるなら 雨上がりの虹になってみたい
誰かがそれに気づいたら
笑顔に変わってくれるはずなんだから
今すぐ変われるなら あの空に浮かぶ雲になりたい
空から水を零してあげれば
少しは心を洗ってあげれるだろうから
その喜びをみんなと分かち合えるはずだから
|
|
|