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歯車
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作詞 零雅 |
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朝耳に劈く アラームの音
今日もまた同じような時を過ごす そんな日々を繰り返してどれくらいだ
一日を終わらせても報酬は何も無い ただ瞳を閉じてただ「おやすみ」
気がついたら言葉になってた「義務」ってほどのモンでもない
気づくのが遅すぎたその「義務」に変わっていた
言い訳ばかり口に出して知らないフリばっかして
またおやすみって言わせてよ 誰に言えばいいの
非日常を何故か求めている おかしな自分がいる
何を盗って盗られて生きている?取り返そうとも思わないで
全部記憶になってそしてまた消えて ただ繰り返している
壊れたのは何だ?自分か?それとも何だ?
仕方ないんだよ それもまた新しい世界だ
ただ目見開いて 今日もまた同じような時を過ごす
周りに混じって人任せにして そのままずっと「時は金なり」って
バカみたいに口走って また転んで そして立ち上がって
「人」という称号を失って どうしようもなくて
やれるだけの事やって 「やった」だけで
記憶を拾い集めて 耽ってたんだ
視界の先にある 伸びてく道 歩けるかな
ただカッコつけて 目立ちたがって 叶いもしない夢掲げて
罵られ地団駄踏んで ただ心ん中だけで
表面だけで表して 本心は影で露にして
そんなんじゃ誰にも気づいてくれるわけないんだよ
うつされたものはなんだ?うつしたものはなんだった?
朝になりゃ目開いて夜目を閉じて くだらない日々をまた繰り返す
その世界で目立ちたくて その世界で涙流したくて
場所だけただ確保して威張ってばかりで 何も考えてない
消えた存在だけ思い出で満足して 自分を小さく丸めて
怯えてる今の自分を叱る 気力は残ってるの?
好かれる事に期待して 好かれる事に恐怖して
ただ逃げ道 探すお前に 手を貸してやるよ
壊れたって構わないさ 何度でも作れるんだから
いくら汚れたって 生きてる ただこの時を生きてる
不器用でも 美しくなんかなくても カッコつかなくても
直向にこの時を 生きてる
そしてまた目見開いて 今日もまた同じように時を過ごす
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