|
|
|
飛行機雲
|
作詞 零雅 |
|
もう一度君と見つけ出そうよ あの時手を伸ばして届かなかったモノ
近くにありすぎて全部無くなってしまったモノ
記憶の中の痛みと苦しみが強さになる嘘を
手のひらの中には沢山の夢とマイナスで
消えてくれない頭の中に潜むセピアの背景
視界の先にあるあの景色が 僕らを自然と駆り立てた
予想だにしなかった孤独と笑い合った日々と
今とじゃ全然違う過去があった事も
離れようとしても近づいてくる 僕と似てる亡霊
震える差し出す手が 何故か君の行方だけを追っていた
もう一度君に会えるのなら 言い切れなくて逃げ出したあの日の事
ちゃんと弱い自分を脱ぎ捨てるから 聞いてほしいよ
偽りの自分に愛と勇気を与えるだけで きっと 違ってる
真新しいシャツの袖を通して何かの
始まりを告げた地平線の向こうの太陽
出来なかった嘘と作り上げた未来 その先にあるモノ
会わなければ良いと 言い訳を言うけれど 勝手に動く僕の体
もう一度立ち上がれるなら 今だから言える事 あの時出来なかった事
尊いあの存在を確かめられるのなら 愛しさとは真逆の別の愛情を
また僕はココで 君が来るのを待ってるよ
軌道がそれて別々の道を進んでいく
鳴る音は繋がりとは別で全部同じだから
過去と未来のような違いから生まれた
「奇跡」を分かち合えるのなら
君だけに送る 僕の声が生んだこの歌を
試行錯誤を繰り返してもなお もう一度
枯れても出なくても 伝えたいから
祈願とは別の願いを君に教えたいから
もう一度君と見つけ出そうよ あの時手を伸ばそうとしたモノ
近くにありすぎて目をそらしたモノ
記憶の中の痛みと苦しさが強さになる嘘を
涙の輝きが自身の未来と繋がってく事を
君との距離は今もまだ変わらず続いてく事を
見上げた空に伸びていく雲
心にずっと残るような気がした
今もきっと
|
|
|