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スタンダップ
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作詞 零雅 |
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鮮やか青色に染まった空を ただ見上げながら動く雲を数えていた
目の前に広がるこの世界が セピアの古ぼけた写真となった
俺ならばやれるはずだ自信過剰 体を浮かせ派手に転んだ何してんだ
現在(いま)が歪んで消えるくらい走ってきたんだ 懸命に 必死になって
僕の中のたくさんの色を 四方八方鎖引きちぎりながら
貴方の変わらぬその笑顔を 見つけ出した時の感情が
思いっきりぶちまけて 汚しちゃった それだけ嬉しかったんだ
二人で見た夜明け前のグラデーションが 今も僕の心ん中に映ってんだ
東から顔を出す太陽が 朝焼けで僕らを迎えてくれた
西からは数え切れぬほど想いと声が 僕らを支えてくれるんだ
青い地面の地平線の向こう側でも 僕らの悲鳴を聞いて駆けつけてくれた
みるみる大きくなってくのは 全世界の繋がりの糸
見下ろしている神様が 「こんな簡単に元通りにすんのかよ」と
人々が常に持ち合わせてたはずの 慈愛と博愛と同胞愛を
今こそが発散の大チャンスだと 心から喜んでやった
結束することなどない日々を ただ繰り返してしまってた僕らを
貴方の変わらぬその笑顔を 見つけ出した時の感情が
思いっきりぶちまけて 汚しちゃった それだけ嬉しかったんだ
二人で見た昼空の鮮やかな色合いが 今も僕の体ん中で光ってんだ
東から顔出すのが太陽なら 西から届くのは沢山の愛だ
東西が愛情のライフラインを繋いだら 僕らも心を繋ぐんだ
光差す方目指し歩いていくんだ ゆっくりしてんな急ぐぞ
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