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残響
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作詞 零雅 |
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僕が今まで言葉にした 真実と偽りの世界に
境界線をどれだけ 張り巡らせたか はっきり分からない
自分の中の真っ黒な闇 自分の中の真っ白な光
何がなんだか分からなくなって 涙流した
どうせ僕が一人の人に 感情の一つを抱いたとして
その人から嫌われたとしたら 僕も何だか分からなくなって
逃げる事を選んだ
でもいつか僕は また誰かしらと
手を繋いで歩くんだろうと 僕も何だか分からなくなって
鍵を外す事にした
君は簡単そうに僕に言うけど 僕は苦しみを感じつつも聞くよ
堪え切れそうにない感情を 言葉にして君に言おうとするけれど
どんな答えが返ってこようが どんな表情をされようが
今僕が考えてた真っ黒な闇は 思い違いだった事を知って
君が僕に真っ白な光を浴びせる
隣に誰もいない事 着信履歴が後ろの方
不意に降り注ぐ白い粉 異様にキレイで虚しくなる
今なら言えそうな気がする 君は僕にとってこんなにも
眩しい 美しい 大事な存在
右の手のひらにいつも在った温もりが 今は全く感じられないよ
隣で笑ってくれた君のスケール 無くなって胸が苦しくなってく
僕の心のカギを君が いつも保管してくれていて
僕をここから解放してくれた 大事な人って何なのかを教えてくれた
一人になれる世界の端っこを 僕は求めてただ歩き続けるよ
見つけられたから 僕はその場所で黙って座って涙を流す
言葉にできないこの気持ちを涙にして表す
僕の名前を呼ぶ声が聞こえた 聞き覚えのある声が響いた
この世で一番暖かくて 僕が求めていた存在の声
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