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活路
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作詞 零雅 |
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振り切った 差し出してきた手を
繋いだら二度と帰れないと思った
遠ざかるあの背中を僕は
ずっと見つめてた
気づいたらいつの間にか夜になって
流れる涙を拭おうともしない
何処に行こうとして彷徨っていたんだろう
何を探し 求めているんだろう
でも見つかると信じる 何かはまだ分からないけれど
見つかるのかな 追憶の果てで
友達でしょっていっつも僕に言うけれど
そのセリフが異常に胸に響く
何もいえない 言いたくないだけ
暑い夏の日 木陰で光を放つ
あの花はまだ咲いている
あの日あの時の事は偶然なんかじゃなくて
僕の中でも確かに分かってた筈だけど
弱く揺らめいてるあの灯火が消えそうになって
息を吹きかけようとしたよ
行く手を阻む記憶の数々
夢を見てるような感覚だった
素直になる事を忘れていた
何処かで弱い自分と出会ってしまったんだろう
握手してしまったその自分と
偶然なんかじゃないそれでもまだ言うよ
また何処かで信じる事ができるから
痛みを知って痛みに学べることが出来た
またこれでもう一歩踏み出せる気がするよ
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