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狐の手袋
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作詞 SYOTA |
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もう一度 抱いて下さい 頬を染めた
小娘の願いと思い お目々瞑り
ゆらゆら揺れて 時には枯れて
花のように 踊るから
思えば あの時
貴方のお胸を 棘ある薔薇で
なぞれば良かったの
勘違いしてもいいのよ 此処は裏街
関係は浅くも広い それが真夜中
滴る液で 足下濡れて
花のように 立ち尽くす
もういっそ 泣いてみましょ 頬を染めた
紅色の憂いは陰り お手々合わし
脚から触れて 口元濡れて
花のように 開くから
思えば その時
貴方の玩具を 研いでる牙で
かじれば良かったの
勘違いしてもいいのよ 此処は遊郭
完全な愛など知らぬ そんな女街
一から十まで 過ごした街で
花のように 立ち尽くす
一から九まで 出ていた街で
今夜 花の 真似をする
ひらひら ひらひら踊る
蝶々 いえ 陰に咲く花
ひらひら ひらひら舞えば
悦に落ち 雨ニモ負ケヌ
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