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初々 踊り子
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作詞 SYOTA |
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香る艶宵 軸脚止めて
振り返りし あの娘は
京の花びら 描いた
裾を天に 舞える蝶々か
初々 踊り子
可愛や 芸にすがりつき
明日を 待つかと
訊いたなら
「親のためやおまへんの
うちの望んだ道どす
あんたにはわかれへん」
棘が抜けぬが 花の性
明日は見えるか 月夜の踊り子
初々 踊り子 精進せねば
明日のために 人知れず 夢遠く
紅の唇 白い肌流し
着物を脱いで 髪を濡らす
憂う男を 露知らず
梅雨入りからというもの 傘ささず
梅雨明け待つばかりの
裾を天に 舞える蝶々か
初々 踊り子
暮れない 夕陽を追えぬのか
明日も 待つかと
訊いたなら
「あんたのためやないし
うちの勝手はあかんくて
あんたの勝手はええんどすか」
殻が破れぬ 哀れむ乙女かな
明日は見えるか 月夜の踊り子
初々 踊り子 精進せねば
明日のために 人知れず 夢遠く
初々 踊り子 精進せねば
明日のために 人知れず 夢果てる
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