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ロックンロールの教科書
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作詞 SYOTA |
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昔々のお話
僕の記憶の中で いつも笑いかけてくれるから
僕は忘れはしないよ 素敵なあのメロディー
イカレたダンスに あのシャウト
ギターを掻き回して 片足で奏でても
ピアノに乗り上げても 伝わることはある
こんな馬鹿な僕でも それに気づけたのだから
どれほど凄い先生や 高名な博士でも
伝えられなかった事がある
それを楽しみ尽くして死ぬことさ
可愛いあの娘の笑顔へと 変わってくれる僕の声
ロックンロールの教科書さ
こんな人もいたよね
砂漠で波に乗れる人
こんな人もいたはず
きのこ頭の4人組
時々髭を剃り忘れたりして
あれには吹き出したけど 素敵な思い出
地獄の天使は聞き分けなくて
一度あいつを困らせた
そんな時代は 真似ばかり
気づくとみんなCBの真似ばかり
だけどそれはそれで良かったんだよ
むしろ今はそれが足りないんだよ
海を越えたら アイドル気取れた
猿や蜘までアイドルさ
みんな笑ってくれたのにさ
あいつは不機嫌だった
平和と愛の前夜
ブルース真似して 弾いていた
あいつは白と黒のギターヒーロー
世界を創って 壊してた
何度も創れるからと威張るのさ
あいつはきっと神様だ
アフロヘアーの神様なのさ
それを僕は知っている
それは今ここにいるから
今この時代に 生きているから
やけにシャウトかましたお嬢さん
実はちょっぴり寂しがり屋
それをもっとはやく 僕に伝えてくれたら
もっと愛せたのに
ハートに火をつけて
そのまま燃えたら意味ないのに
みんなサイケデリカ
In-A-Gadda-Da-Vida Helter Skelter
トンネル天国へと消えてった
愛してた人や そうでもなかった人が
からっぽの世界へと消えてった
あいつはあいつで頑張ってる
こうもりを食いながら
あいつもあいつで暇なのさ
髪が伸びてる飛行船
なんだかんだで凄いやつさ
実はこいつが生み出した
重い鉄の固まり
深い紫の山には 地球の炎が燃え盛り
化粧落とせないやつらが湧いた
複雑な回路をつなぎ合わせ
光の音が横切れば
それに反抗した反抗期の
轟くその声 kick out jams mother facker
run run run なにかを思い出した
ボロボロの服着た小僧たちが
清楚な仮面の女王様に
みんながみんながチャンピオンになれるはずがないと
ぶち切れて やけくそにこちらロンドン
それに耳貸す女王様なんかいない
歌舞伎が空からそう叫んだ
こんな時代に戻りたいよ
ロックンロールの教科書は
デタラメばかりで面白い
ノーベル賞なんかいらない
馬鹿して 馬鹿され 眠るだけ
静かに そう静かに
真似て 真似られ 次に託す
この家の家系が途切れることがないように
もっと真似てよ もっとロックしてよ
僕に聞かせてよ どこかで聴いた
あの曲をもう一度
僕の耳に伝えて欲しい
僕の知ってるあいつらのように
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