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あの娘をかえしておくれよ
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作詞 SYOTA |
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死んで詫びれば いいなどと
誰が言うたか なぁ お天とうさん
かえしておくれよ 可愛い娘
あたしが腹を痛めて産んだ子を
風の音 波しぶき
荒れ狂う 冬の海で
泣いてもいいですか
生まれてはじめて 涙も拭けぬ
それほどあの娘が可愛くて
恋しくて 神をうらむだけ
あの娘をかえしておくれよ
あんたよりかは 器量よく
着物が似合う おてんば娘
屍どこにも みつからず
かんざし頼りに 手を合わす
雪が降る 北の地に
咲きほこる 花はなし
泣いてもいいですか
母の痛みなどと 比べもできぬ
それほどあの娘がみなしごに
なること 神をうらむもの
あの娘をかえしておくれよ
恋をして 愛をしり
子を産んで 神にとられた
泣いてもいいですか
生まれてはじめて 神が憎い
それほどあの娘がたからもの
たからものだったんだよ
それから 神はうらむもの
あの娘を返しておくれよ
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