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博多失恋歌
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作詞 SYOTA |
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今宵の博多あたりでは
涙雨に濡れた女が
一人さまよい歩き
たどり着いた店で
酒に浸るはず
未練を博多の湾に捨てれば
新たな未練が生まれてしまい
傘を無くした女に
手を差し伸べる男は
極々僅か
嗚呼 何故に
恋と云うものは儚くて
孤独に水を
さし溶けるのだろう
博多の祇園は横目で過ぎて
真夏の雨が私を襲う
憎いあなたに良く似た
千鳥足の他人が
私を誘う
嗚呼 何故に
夜と解くのなら身削り
裸になれぬ
女を挙げるのか
博多のネオンは失くした人を
忘れられる色なのですか
髪をといても誰も
触ることもないとも
重々承知です
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