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cho-co-late
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作詞 romo@ |
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溶けだしたチョコレートが
再び固まっていくように
夏は秋に
あたしはどんどん美味しくなくなっていく
食べ頃過ぎて
一人で
何にもしないで
腐る前になんとかしなきゃって
もう手遅れだって全世界が言ってた
君の目が冷たかった
世間の目と同じ色してた
あたしはサヨナラした
それからあたし溶けていたのに
形とって、スペースを奪って、
そのくせ不幸だなんて笑っちゃうよね
でも、液体じゃ歩けないから
流されてくだけなんてゴメンだから
甘いだけじゃ生きていけないって
君が言ってたし、君が教えてくれたけど
世界はそんなにつまらなくないし
チョコレート=私の味は変えられない
楽しくなくなって自分で崩れていって
また新しい自分の枠を探して
冷たい視線に晒されてそれで
あたしができるの、それでできたの
チョコレートなんて甘すぎて
あたし本当は食べられないの
でもあたしはそれ以外の
何物でもなかったことに気付いたの
あたしはきちんと人間で
君のことが好きな女の子で
サヨナラしたから
今のままじゃいられないってそう思っているの
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