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ブロッサム
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作詞 白羅 |
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言葉は出なくて いつもの事で
憎まれ口を叩いてた私
素直になれたら いつの日にか
君に好きになってもらえたかな?
繰り返した
叫んで咽び泣いて
だけどこの声はもう届かないの
伸ばした腕は宙を切って 君は気付くことなく過ぎ去って
“馬鹿みたいだ"と自嘲して 過ぎ去る今は未だ見れなくて
届かない事に気付かなくて 追った私の足は縺れて
「大好きでした」呟いても
もうあの頃の君は戻らないのに
見上げた空の 青さに酔って
思わず息を呑み込む私
あの頃咲いてた 桜の花は
今や見る影なく枯れている
伸ばした腕を掴む君も 気付いて笑ってくれる君も
“もういないから"と涙して だけどもう諦めたから
「大好きでした」呟いたけど 私の心はもう痛くないよ
君が暮れた心は確かに
今の私の糧だから
枯れた桜に 蕾が一つ
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