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あ り が と う
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作詞 ドルガーマソ |
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今なら空を見上げて言えると思う
父さん母さんありがとう
いつも以上にそっぽ向くのは
あなた達が涙で濡れないように
朝はいつものように
朝食作るあなたの背中
そしていつものように
新聞読むあなたの横顔
「遅刻するわよ」といつもの事
いつの日にか煩わしく
きつい態度とったりもした
その度扉強く閉めて
あなた達との世界遮断した
今なら空を見上げて言えると思う
父さん母さんありがとう
あなた達の顔見れないのは
もう手の届く所に居ないから
昼はいつもように
思いの詰まった弁当箱
夜はいつものように
家族でちと狭い食卓囲む
「おやすみなさい」といつもの事
そんな毎日を10数年間
決して金持ちではないけれど
金では買えない幸せが
ここまで僕を支えてくれた
これからも忘れられないと思う
笑顔泣き顔怒った顔
景色が滲んで歪むのは
もう居ない事理解した為さ
何度かケンカもしていたけれど
最後は笑って仲直りをして
それまで全然忘れていた
言葉がふと思い出し笑う
「ケンカするほど仲が良い」
目を瞑るあなた達の最期の願い
僕に幸せになってねと
伝わる最後の温もりと共に
冷たくなる手に涙落ちる
今なら空を見上げて言えると思う
父さん母さんありがとう
これからは僕は家庭を持って
幸せを捧げていく番だから
空の上でもずっと笑顔で見守ってて
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