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悲劇の体験記
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作詞 モノクロ |
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今回はあたしの悲劇について語ろうと思いマス
まずは一つ目
トップバッターからしてもうめっちゃ悲劇的
うちで飼ってた犬 名前は「りゅう」
強そうでしょ? でも実際は凶暴なだけで強いのかどうかもわからナイよ
そんなりゅうはいつも頑丈な鎖につながれて、
まるで犬小屋じゃなく檻って感じの所にいて、
いつも相変わらず凶暴なんで、入り口の扉は鎖で封印してマシた
しかしまだ幼いアタシ
犬への恐怖心などなく、閉じ込められたりゅうを哀れむ気持ちの方が強かったワケです
そしてある日、とうとうアタシは鎖をほどいたよ
ジャラジャラジャラ…
そしたらさ、
りゅうがさ、
まだ完全に鎖を解いてないのに、隙間からニュッと出てきたのさ
めっちゃビビッたよ
でもそれだけじゃぁ納まらず、
あたしはなんと腕の肉を食いちぎられたのさっ!!!
あれは痛かった…と思う(だってもう覚えてないんだもん)
でも幼稚園児のアタシは強かった!
泣かずに腕を抑えて親の元へ
親はビックリ仰天 すかさず病院へ
でもあたしの悲劇はまだまだこれから
病院の先生はこう言いマシタ
「縫った方が直りも早いでしょう」
この意見に親も同意
そして次にこう言いました
「麻酔を打ちましょう」
麻酔を打たれたアタシ
これで痛くない…と一安心
最後に医者はこう言いました
「もう麻酔が効かないうちに縫っちゃいましょう」
そうですねー、さっさと縫っちゃいましょうかー
アハハハハ――――――……
ってぇ、
「「ちょっと待てぇぇぇええええ!!!!」」
お前、麻酔が効かないうちにって…それじゃぁ一体何のために麻酔を打ったんだよっ!!
ムダに痛い思いをしたじゃねぇかぁぁあああ!!!
この………ヤブ医者がぁっ!! (●`д′●)
その日病院に断末魔が響き渡りました…………
以来アタシは犬がちょっとトラウマさ
まぁ、おとなしいのは大丈夫だけど('∀`)
いきなりショッキングな内容をお届けしましたが、
2つ目はもっとビックリ。
運命のイタズラってヤツですかねぇ…?
こりゃまたアタシが小さかった頃
小学生かな…?
弟がある日キレてコップを割ってしまいました
アタシの弟が小さかった頃はキレると物を投げるというまったく迷惑きわまりないクセがありました
何でキレたのかは覚えてないけど、まぁ……いいや
そしてアタシはその破片を3つ踏みました
一つは簡単に取れたけど、あとの二つは奥にあるみたいで取れません
しょうがないので近くのクリニックに行きました
すると子供の悲鳴が……
不安になる幼きアタシ
そしてとうとうアタシの番
診察室へと思い足を運びます
そこで見たのは………
「「なんでお前なんだぁぁぁああああ!?!?!?」」
そうだよ、そこにはアタシの腕を麻酔が効かないうちに縫ったあのヤブ医者がいたんだよ
その瞬間アタシの頭に走馬灯が見えたよ
そしてガラスを取り出すためにヤブ医者が取った方法は
太い針で足の裏刺されました
思いっきりね
だってあのヤブの手震えてたぐらいだし
めっちゃ本気だったね あれは
てかさ…またもや麻酔ナシ 煤i゜□゜)
極太針で穴を広げてからピンセットでガラスを取り除きマシタ
今度はクリニックに断末魔が響いたよ
あのヤブ医者こっちのクリニックに移ったんだとさ……
あれからあそこには行ってない
ここらで最後としましょうか
それでは3つ目へ行きましょう
これは案外軽いオハナシ
アタシは友達とバドミントンをしに公園へ行ったんだ
そこには大きな滑り台があってさ
横幅の大きいハシゴみたいな物が3つ付いてるんだよ
その滑り台の後ろで2:2でバドミントンをしてたワケ
そしたらさ、羽が滑り台のハシゴの内側に入ったんだ
それを取ろうとハシゴのわずかな隙間から丁度いい角度で入り込んで
羽を取ったまでは良かったが……
出るときの角度を忘れたアタシは抜けなくなったのさ(―_´―;)
結構頑張ってやっと抜けました
スキマに頑張って入るもんじゃないね……
ちょっと大人になれたある年の春…
アタシの人生は波乱万丈さっ☆
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