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雨の日の別れ
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作詞 梨雄 |
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そっと触れたあなたの頬は
氷の様に冷たかった
今日を限りで会わない事を
きっと貴方は気がついている
貴方の涙をこの指先で
拭これが僕にできる最後の優しさ
ドアを閉めて駅まで送るよ
小雨の中傘は二つ
冷めた心はもう二度と
身体ひとつに重なり合うことも無く
何もかもが定めと言えば
余りに切ない男と女
貴方の肩先雨の雫が
細い小指に流れ落ちてゆく
きっとあの日交わした約束
貴方は忘れようとしている
過ぎて行った愛の日々は
美しいがまた悲しすぎる
何時もこうなる出会いと別れ
空しさだけが付きまとう
貴方と出会ったあの頃は
若さだけで愛し合えたのに
今は寂しさ噛みしめながら
小雨の中一人歩いている
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