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冬枯れた時
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作詞 梨雄 |
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通り過ぎてゆく思い出たちを
拾い集めて繋ぎ合わせても
輝いていた時は色あせて
忘れ去られた
片隅の人形のように
涙よりもっと上手に愛を
伝える言葉を知っていたなら
貴方のそばであなたの為に
尽くせる女で居たのに
忘れかけていた時めき達も
壊れた心を直すこともせずに
冬枯れた時だけが記憶の中に
埋もれて行くのに
消すことすら出来ずに
流れてく季節の中の
陽だまりにさえただ戸惑って
光りの中で乾いた影は
何を求めて揺れる
頬伝う涙の意味を
振り返るには時は流れた
今もなお貴方の事を
想う私は一人
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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