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秋の調べ
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作詞 梨雄 |
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足早に別れを 連れて来たのは 秋風ですか
振り向く事も 戸惑う事も 出来ないままに
明日見る夢は 寄り添いながら 貴方の胸で
甘えることも 抱かれることも 叶わぬ 今は
細い涙の糸で奏でる調べは つまびく心の色に似て
あまりに切なく哀しすぎます
追えば追う程離れてゆくのは 貴方への愛が足りませんか
足早に歩く街で 肩をおされて よろめいても
支える胸も 差し伸べる手も 何もないままに
明かりを消した部屋で 夜が過ぎるまで 貴方を思い
会えない辛さ 別れの悲しさ 何を支えに 生きる
過ぎた時間の中に置き忘れた 優しい景色の色だけが
あまりに優しく美しすぎます
おくれ毛そっと指で止めれば 流す涙をかくせますか
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