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仮面の作られ方
作詞 kappa童子
振りかざした 数の言葉
それが拳になって 一直線に飛んでくる
受け止める度に 後ろで聞こえるんだ
割れるガラスと 僕の声が

振り返ると 散々に壊れた破片
その破片 ひとつひとつに
僕が映って 「助けて」と呟く

耐えられなくて 耐えたくなくて
声が枯れるほど 時間を忘れる程
叫んで叫び続けた
己と相手を恨むために 叫んだ


振りかざされる 数が増えた
それは刃物になって 切り刻んでいくんだ
避けられない度に 血が滲み気付くんだ
みんなと同じ 血の色を

流れる度に 何かが失っていく気がして
その赤色を 必死に必死に
かき集めて 手から零れる

消えたくなって 消えられなくて
名前を書いた ノートを消し続ける
破れ霞んでいくまで
己の血のりが埋めてく 自分を


だから作ってみた 割れたガラスを
流れ出た血に浸し 出来上がったのが仮面
それをつけて立ち みんなの前で踊るんだ
狂ったような 笑い声で

楽になりたくて 楽になったから
仮面を外さず こびりついた仮面を
つけて踊り狂うんだ
お願い、笑ってください ピエロを

お願い、踊ってください 一緒に



お願い、助けてください 誰か
誰でもいいんです 助けて

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 仮面の作られ方
公開日 2009/06/18
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント 子供の頃、よく「純粋だから残酷」と聞かされましたが、残酷なことを受けた者には純粋さはないんでしょうか?と聞きたかった。とりあえず、読んでもらえれば光栄です。
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