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前とか運命とかじゃなくて、3万枚
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作詞 kappa童子 |
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前を向いて歩いていこう なんて
ありきたりの言葉で 心を埋めても
そこだけ熱くて すぐに分かっちゃうから
どうせなら しっかり抱きしめてみませんか?
平和な毎日の中 3万枚の紙の前
腕を組んで 鉛筆をくわえる
誰が出したか分からない問題
正解のない答えを探して
東から西へ 太陽と月のワルツ
どこへ行っても 答えなんかないけど
探し物が見つかれば それはそれでアリかも
人生は一度ですから なんて
表だけの言葉で 決めつけないで
その言葉の奥 その一番奥から
聞こえてくる 想いを手に取ってみませんか?
季節がめぐる中 減ってきた紙の前
何となくでも 答えを埋めてく
焼いてしまいたい答えを見つめて
悔し涙をただ流してみた
泣き虫のあなた そんなあなたと一緒に
二人で泣いた その涙はきっといつか
次の3万枚に 届く1枚になるから
運命の出会いだ なんて
枠にはまった言葉で 染めあげないで
その出会いは多分 たくさんの紙たちから
見つけ出した ひとつの答えになりますよ
紙たちが消える中 最後の一筆を
書き上げて終わる 答え探し
積み上げた3万枚を見上げて
やっと気付いた正解のない答え
苦くて黒い そんな1枚もあるけど
ひとつひとつを 大事にしまっていこう
そして誰もが見つめる 素敵な1枚になるから
過去を振り返るな なんて
不可能な考えを 築き上げないで
1枚を振り返り 1枚のために描く
理想的な 答えを一緒に探しませんか?
そして
紙をさかなに 楽しい月見をいきましょう
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