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カエルのうた
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作詞 ぱる |
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雨に鳴く耳障りな声に 帰れないあの日を思い出し
窓の外の渇いた世界が濡れてゆく
雨の中 もどかしい程に帰らない君を思い出す
視界の端でいつもの笑顔が揺れている
六月の病室に流れたのは
君の好きな歌と君以外の涙で
ねえ どうして…優しく眠っているの
言いたいコト
言えないままで
もう一年も流れてしまったよ
君が見えないのに伝えたい
そんな言葉は
どうすればいい?
雨の日はいつだって君が 柔らかいタオルを渡すから
僕の中の湿った気持ちは晴れてゆく
忘れない 二人きりで誓った事
たとえ離ればなれ、もう会えなくなっても
空に居るよ いつでも見てるから…
言ってたよね
僕を見つけたら
雨を降らして教えてくれると
君が見えないから疑った
こんな心は
どうすればいい?
冷たい雨粒に愛しい名を叫ぶ 雲間から洩れた光が僕を呼んだ気がした
言いたいコト
言えないままで…
もう一度だけ 君に会いたい
言ってたよね
「キミを見つけたら
雨を降らして教えてあげるね」
君を信じてるのに涙する
こんな僕は
どうすればいい?
ねえ 僕はどうすればいい?
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