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こんな惨めな私に
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作詞 いぬ |
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幾ら死のうとしたって 全然死に切れない私に
鼻で嗤う様にして 朝が来る
沢山の夢を見たって 到底及ばない現実を
判って居たって稚拙な 夢を見る
『何が悪かったんですか?』って口走るのは
何処かではその理由を知っている上で
本当は全部を指摘して貰った挙句
変われない自分を嘆いてみたかったの
もう厭んなっちゃうね 全くもうね
口々言っちゃったっていいよ
心外 壮大 針小棒大
ねぇ 私もう疲れたのに
幾ら考えようとしたって 全然割り切れない私に
白目を向いた様に 夜が来る
間違いの連続ばっか 覗く模範解答だって
私でも知ってる様な 嘘ばかり
『お世話になりました』って頬を赤らめるのは
本音では私を引き留めて そして
謝罪を聞いて 優しくして貰った挙句
全部を裏切って喚いてみたかったの
考えられないね 見てられないね
夫々 貶しちゃっていいよ
喧騒 堅固 喧々囂々
ねぇ 私も 混ぜて欲しいよ
幾ら死のうとしたって 全然死に切れない私に
鼻で嗤う様にして 朝が来る
沢山の夢を見たって 到底及ばない現実を
判って居たって稚拙な 夢を見る
例え猫が脱げたって こんな惨めな私に
目を塞いだ儘で 陽が差して
一番の夢を慕って 到底及ばない現実が
まやかしの様に揺れて 期待を生む
判って居たって稚拙な 夢を見る
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