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Birth Day
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作詞 ものほ |
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薄い雲が 広がった
不安定な その道で
音のはずれた 口笛を
寝てしまえば すぐ朝だ
夢から覚めれば もう朝だ
まだ夢からは 覚めなくて
曲がりくねった この道に
大きな鏡が 映し出す
あれこんな 小さいっけ
僕の 身体(イレモノ)
空っぽなんだ そのくせに
溢れるコレは どこからか
ぐるぐる回る 星空に
響き渡る 歌声を
僕が壊した 今日の日を
夢から覚めた 僕が見た
鏡ごしに 左目を
濁った光が 反射した
中には僕が 居たのかな
何かで満たして 僕を見る
いつか来るかな ホントの自分
まだ見ぬ明日へ 目を閉じて
微かに聞こえる 歌声を
聞き取れなくて 苛ついて
何て叫んで いるのだろう
確かにそれは 僕のこと
だけど それでも わからなくて
微かに聞こえる あの声が
僕の為だと 気がついた
迷わず足を 踏み締めて
ぐるぐる曲がる この道を
ひたすら走って 僕を見た
進めば声は 近づいて
僕の唄だと 気がついた
だけど笑える 不協和音
皆が指さし 僕を見た
それは確かに 響く唄
僕だけ聞こえる この唄が
はっきり歌った あの言葉
君が歌って くれたなら
生まれた意味が ここにある
“Happy birthday dear...”
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