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心配性
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作詞 ものほ |
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気づけば 僕くらいの人なんか
世界に 五万といるでしょう
古びた僕の夢は 埃っぽい
力を求めすぎて 自分を低く見続けた
なのに
褒められたら どうだろう?
調子に乗って 「そんなことないよ」
ニヤけた僕の顔を 殴れたら
どれだけ 好きになれただろうか
後で知る 言葉の裏の意味を
その笑顔の中の本音を
受け止められずに 張り付いた
痛みは 定期的に 思い出すようです
「上手いよね」と 他人をけなしだす
笑って 君を おとしめる
汚い僕の目は はっきりしない
光を探しすぎて 自分を闇に放り投げた
なのに
しばらくしたら どうだろう?
忘れてしまって 「元気でいるよ」
辛いときに辛いと 声出して泣けたら
どれだけ 楽になれただろうか
人知れず 流す涙の意味を
部屋の隅で吐いた弱音を
何も変わらないことに 気づいていた
身体は 太陽を目指して 進むようです
何もかも 忘れたわけじゃない
楽しい時だって あることを
全てが 苦いわけじゃない
願いだって 叶うことがあることを
ならば
気づけたなら どうだろう?
割り切って 「そんなもんさ」
しょぼくれた僕の顔を 殴れたら
「遠慮すんな」って 怒れたら
どれだけ 前に進めただろうか
後で 泣くことの苦しさを
この笑顔の裏の泣き顔を
受け止められずに 張り付いた
痛みは 定期的に 思い出すくらいでいいでしょう
弱い身体を
忘れないために
気づけば 僕くらいの人なんか
世界に 五万といるでしょう
僕という名の人は 世界で 一人でしょう
“遠慮なんかしないで”
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