|
|
|
誓いの唄
|
作詞 ものほ |
|
ねぇ 君は何のために
息をする
今朝会った 野良猫?
外でも 力強く歩いていた
ねぇ その足は何のためにある?
きっと あの猫のように
凛々しく 歩くためで
立ち止まるための ものじゃない
屋根の すき間から
小さく見えた 光に
あんなに 涙が出そうになったのは
永遠を 信じたかったからで
しゃがみ込んで 腕を抱きしめた
80cmの世界は 少しだけ広く見えたよ
元の世界は もっと 広いはずなのに
涙だけは 流さないようにと
歯を 強く 食いしばってみる
ねぇ 君は何のために
目を開ける
自分の世界を 見渡すため?
そうして 見えちゃったものがある
ねぇ その手は何のためにある?
きっと 自分という世界に浮かぶ
あの星を 掴むためで
誰かを 傷つけるためのものじゃない
何度も 聞こえていた
自分の中の 警報音(SOS)に
あんなに 僕が気づけなかったのは
君を 信じていたかったからで
過去の悪夢(トラウマ)で 目を覚ました
午前2時の世界は とても恐ろしく感じたよ
元の世界は もっと 恐ろしいはずなのに
一人を 実感しながら
呼吸の仕方を 考えた
何もわからなくなって 息を止めた夜
苦しさに 咳込んで
空気の ありがたさに
涙が 出たりして
ねぇ 僕は 何のためにある?
立ち上がって 手を伸ばしてみた
太陽(きみ)のある世界は こんなにも暖かいよ
誰だって 欠けてはいけない世界
誰かが 誰かを求めている世界ならば
君が求める 僕になろう
僕になろう
僕は 君のために ある
|
|
|