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林檎の樹
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作詞 47111/.Q |
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「おいしい」物を 人間は食べたくて
自らの糧を減らしていった
小さな 愛すべき人間よ
そんな物に目がくらんでいるのか
俺が神様だったらいいのにな
そしたら林檎を世界中に植え
人間をちょっと戒めながらも
人間を救う糧になるのにな
ここにいるよ
いつだって傍にいる
どこにでもいて どこにもいない存在
「お金」なんかを 人間は作って
自らを苦しめたりしてる
小さな 愛すべき人間よ
そんな物に縛られているのか
俺が神様だったらいいのにな
そしたらお金を世界中から消し
ちょっと困る事もあるだろうけど
ちょっと互いを想う仕組みになる
忘れないよ
いつだって想ってる
何をしていても 何もしてなくても永遠
神様はいつか遠い昔に人間と共にいた
イヴとアダムが楽園を追放されても
神様は人間の心にいた
すぐ傍にいた
神様が
禁じた知恵の実は
真っ赤な真っ赤な林檎だって話だ
林檎の樹
大きく育て
甘い甘い魅惑の実を風に揺らせ
林檎の樹
大きく育て
二重三重に奏でる葉を風に鳴らせ
俺が神様だったらいいのにな
そしたらこの詩世界中に響く
林檎を片手に今考える
林檎をかじりながら口笛を吹く
ここにいるよ
いつだって 想ってる
樹にある林檎 哀しく眺める神様
忘れないよ
いつだって 傍にいる
俺らは皆 神様の子どもなんだよ
俺らは 夢を見る
神様の 夢を見る
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