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Girl's suicide
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作詞 姫深月さだめ |
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教室の静寂 机の上に飾られたタンポポ
先生は言いました「みんなで仲良くね みんなで仲良くね」
みんなは仲良く私を蹴りました
青い空に溺れそう いっそ溺れて消えたいのに
ママの笑顔がそれすら許さない 誰か私の背中を押して
どうして私は死なないの?
この手に握ったネックレスでも 死のうと思えば死ねるのに
あの日の熱の消えた 冷たい鎖すら私の事が嫌いなのかしら
必然の暴力 割れたガラスと私の赤
先生は言いました「このクラスに必要ない人はいません」
だって私はこのクラスの住人じゃないもの
浴びせられたバケツの水が すべての熱をさらってく
ママが編んだマフラーで 私は死ぬ事が出来るのでしょうか
どうして私は死なないの?
学校に行くための電車から 天国の駅にもいけるのに
こんなに辛い思いをしてまで 誰かに迷惑をかけまいとしてるのかしら
鞄の落書き 机の「死ね」
手首の傷 先生の笑顔
ママの睡眠薬 三階の開いた窓
バスタブいっぱいのお湯 パソコンのコード
どうして私は死なないの?
この手に握ったネックレスでも 死のうと思えば死ねるのに
誕生日の熱の消えた ネックレスを誰かに見せる日を待っているのかしら
どうして私は死なないの?
学校に行くための電車から 天国の駅にもいけるのに
まだ友達と遠いどこかへ 遊びにいけると信じてるのかしら
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