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欲望に支配されぬ箍
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作詞 R-tya |
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この街に数多ある無数の欲望の看板に
どれだけの人が悦びそして落胆するんだろう
無常なまでに赤く染まるその妖艶な街灯に
どれだけの人が愉しみそして冷静になるんだろう
肯き綻び目をギラギラさせて
迸る汗を握り行為をするんだろう
躊躇する間もなく押し寄せる美人の魔の手に
どれだけの人が愉しみそして苛立つんだろう
この世は悲しみと嬉しさのその境界線で
自分にどれだけ冷静でいられるか試す実験台で
どれだけ的確な判断とどれだけ明晰な解答を
導き出せるか否か 欲望に支配されぬ箍
間奏)
この街に漂ってる隠微な天邪鬼に
手のひらを返すように振舞う強かさに
自らの常軌を逸し 先のことも考えずに
なりふり構わぬ欲望に 支配されてゆく人陰
有り金を入れた財布を強く握り締めながら
欲望の街角をすり抜けながら
戒めの数多くの言葉たちの異論に耳を塞ぎながら
またこの地に辿り着いて 魔が差すだのと言い訳をする
この世は悲しみと嬉しさのその境界線で
自分にどれだけ冷静でいられるか試す実験台で
どれだけ的確な判断とどれだけ明晰な解答を
導き出せるか否か 欲望に支配されぬように
ただ単純明快で第三者から見れば実に簡単な事柄すらも分からずに
己の道を忘れながら
それでも尚 歩くのか?立ち止まって解釈するのか?
自分に異論をするのか?またしても正当化するのか?
答えは一つじゃない 人に助けを求めるのか?
自分ひとりで考え込むのか?全てはその胸の言霊
その術は欲望に支配されぬ箍
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