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雨
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作詞 R-tya |
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何もかもがわからずやるせない
気持ちを抱きながらも前を向く
切なすぎて 重たすぎて
嬉しくなく 喜びもなく
他愛もない そんな会話も
善良なその心も
動かなくて 動じなくて
背凭れのない 椅子に座り
怖気付いて 空気読めず
うろたえてく 朽ちて消えてく
そんな時だって 感情の他に一つ
確かにそこには 温かいものが 落ちてきた
何もかもがいやになっても
貴方は笑ってくれる
背中に舞い降りてゆく 数々の支配の雨
出来底ないのこんな僕を 優しくそっと包み込んでくれた
今日は嬉しい 優しく降り注ぐ雨
悩みの種 また一つ増え
砕けた心 選ばれた犠牲
無惨に消えて 無様に崩れ
落ち葉のよう こんな人生
刹那色の 小麦色の
夕焼けが目にやけに染みる
どんよりしたそんな気持ちを
いつも押して前向きにさせてくれる
そんな貴方の優しさに
心を奪われて 僕は今日も走って行く
去り際にくれた頬へのキス 思い返せばとても懐かしい
砕かれた心を取戻す魔法のような言葉が今
蘇って僕を励まし続ける雨
だけどもそんな時 ひときわ目立つ光が
僕の肩を押して行くんだ
まだ見ぬ大空 羽ばたく僕の背中
貴方の強い想いが
溢れる形はないけど
切ない 苦しい そんな日々も
優しく降り注ぎ続ける
刹那色に染まる夕暮れ
時は西暦元年 砕かれた夢を取戻す時
時代は変わって行くが 人の心は変わらずありのまま
愛はそこに漂い続ける 生かすも殺すも自分次第
そんな時あなたに出くわした 人生観全てが変わった
世の中が美しく見えた 貴方は恩人だから
思い出の中 降り注ぐ雨
背中に刺さる 無数の棘
優しい思い出と共に行く
大事な人が残したあの言葉
優しく僕に降り注ぐ雨
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