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まだ見ぬ世界
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作詞 R-tya |
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僕の中でまだ見ぬ世界が広がり
呼吸すらも出来ぬ程に
けれど漆黒とは言わせない
残酷に絡み解れた牢獄とは言わせない
怪訝な態度で君は見つめた
愛に包った夜を暗示した
言葉が要らず二人の間には
無闇に削れた彫刻が転がった
落ちた筈の絶望と引き換えに
僕はこっからまた走りだすから
挨拶交じりに交わした会話を
僕達とても嬉しそうな瞳で
僕の中で無情に無くなった糸に
なんとまぁ笑い死にそうな夜に
けれど網膜とは言わせない
暗闇に消えて散った友の全所有物を掴み
カナリア オカリナ 刑務所脱獄
犯人逃亡 四の五の言わず
四六時中監視役の目を盗み 盗み
だだ漏れの情報をただ見物している
答えになってない世界の狭間
僕らはいとも容易く盗人になれる
傍若無人の態度と共に
永久不滅の昭和を嘆く
怪訝な態度で君は見つめた
愛に包った夜を暗示した
言葉が要らず二人の間には
若くて綺麗なbeautiful life
魔物が棲んでると噂の牢屋
警察官達も油断していた
図書室に見える奥の部屋には
カラスの死骸と獣の異臭
体に染み付く果物果実
背中に張り付く病原菌の
腐ったレトルト 更には皿に
大量に盛り付けられた蛆虫の迷路
鞄の中には汚れた化粧箱
中を開けると雑務に使用された幼虫
ガラクタばかりの賞味期限が
切れた缶詰の中には人の指
腐った街並み 遠吠え和音
シゴかれた肉棒に女性は咥え
脆くも歪んだ地平線を見つめ
綺麗な美脚で奉仕作業
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