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言わざる聞かざる
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作詞 R-tya |
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入乱れるコンピューター社会
良き情報と悪き情報が流れる中
ウイルスなどの危機を注意しながらも
自分にとって有利な情報を探す
それはまるで何も言わず
混沌とした世界を彷徨う一人の孤独
それはまるで何も聞かず
人との境目に大きな分厚い壁を作る
土砂降りの雨の中水溜りに左足を付いて泥水が足にかかった
隣を見れば寄り添う相手もいなく今日も一人だと思い知らされる
傘を持った右手には横から入ってきた雨粒が当り
寒くて震えた体は既に体力を奪っていた
遠くを見つめようにも土砂降りのせいでよく前が見えない
近くを見すぎると対向の自転車や通行人に当る危険がある
周りの情報を一切シャットダウンし自分だけの世界に入る事が出来るのは
他でもない自分の家の自分の部屋だった
それはまるで何も言わず
混沌とした世界を彷徨う一人の孤独
それはまるで何も聞かず
人との境目に大きな分厚い壁を作る
いつか人に優しくなれるかな
いつか自分に自信を持てるかな
いつか人の意見をちゃんと聞けるかな
いつか自分の意見をちゃんと言えるかな
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