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花
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作詞 R-tya |
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そこに確かにある 無数に鏤められた夢たちが
僕たちを追いかける ほらおいで ほらおいで
手と足を直線で結ぶ チョークよりも固く
日本語は有耶無耶で チューリップの花は咲く
のらりくらりと歌っては 景色を眺め野に咲く花よ
今一度の春を思えば 僅かな命も掛替えなく輝る
そこに確かにある 無数に鏤められた夢たちが
僕たちを見守ってる ほらおいで ほらおいで
両手を仰いだ 何の見返りも貰おうともせず
強く固い大地を踏んで その足で次の一歩を歩みだす
世界から見れば一人の人間 されどたった一人の人間
後悔せぬよう そこには 魂の篭った拳を突き立てた
凍えぬ様 枯れぬ様 散らぬ様 風に揺れて
微笑む様 輝く様 泣かぬ様 強く生きた
冷たい雪に埋もれて 来年の花を咲かずに
アスファルトの切れ間から蕾出し来年に花を咲かす為
蓄え準備して管轄し計画し
花は散ることを恐れず咲乱れた
降り頻る雨に打たれて種はどこか流れて
照りつける日差し求めて動かずジッと堪えて
僅かな温もりを感じて 微かな希望を信じて
届かぬ木々を見つめて そうなろうと信じて
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