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9、蠢き
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作詞 R-tya |
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『あ?殺すぞ』
今までにどれだけこの言葉を言った事だろうか
しかし俺に人を殺す勇気など無い
社会の底辺で蠢くカス
そんな奴だからこそ能書き垂れる
だけどもちっとも大きくない
器は小さい事は自分でも分かってる
孤独が怖いから人に八つ当たり
自分が悪いからまた開き直り
そんな毎日の繰り返し
時には涙だって流したい
俺の未来はなんら変らない
だけど心のどこかで「変わりたい」
俺が今までの自分を振り返り
幾ら「反省」したところで何も変らない
「反省」より大事な事は
これからどう「無罪の罪を償うか」って事
いつまでも甘えちゃいられないこと
俺にもわかっていた
なのになんで 昨日と同じ事を今日もやってしまうんだろう
社会からはみ出したゴミ共は
自分を振り返る事を忘れ
只管横暴な態度と不平不満を
毎日の様に繰り返し成長はゼロ
生きるか死ぬかの社会ならまだしも
必死に頑張らなくても
社会の底辺で蠢くカス
そんな奴だからこそ能書き垂れる
だけどもちっとも大きくない
器は小さい事は自分でも分かってる
無機質な砂の上で 渇いた命が消えた
小さなその命が消えゆく その理由(わけ)を教えて
鉄の柱を撃ち合い 憎み合って 殺し合って
何が悪いとか 良いとか 見失ったままで
誰も抱き合えず 愛し合えず 分かち合えもせず
何が好きだとか 嫌いだとかで 気づけば全て捨てていた
涙を失った天才達と 血を失った凡人達とが
全てを壊し合う 全てを消し去り合う 何故なんだ?
誰も望まないのに・・・ 誰も笑わないのに・・・
誰も幸せを手にできないのに・・・ねぇ
過去に生きた人じゃなくて 未来を生きる人のほうを向いてよ
どんなに金をつぎ込んでも 後ろを向いたままじゃ歩けない
変えられないものじゃなくて 変えられるものを変えようよ
僕等にもうこれ以上 ウソつきと呼ばせないで
社会の底辺で蠢くカス
そんな奴だからこそ能書き垂れる
だけどもちっとも大きくない
器は小さい事は自分でも分かってる
澄みきった泥水の中で 渇いた命は骨になる
壊れてしまった土には もう二度と還れない
悪人のような善人が 善人のような悪人の所為で
全てを疑ってく 全てを信じなくなる 何故なんだ?
真実を捜さぬまま・・・ 嘘を疑わぬまま・・・
自分の過ちを認めないのに・・・ねぇ
悪いのが誰とかじゃなくて まず自分自身を見つめ直してよ
どんなに人を疑っても それだけじゃ真実を見つけられない
自分の何分の一も 若い命が消えゆくのに
僕等にもうこれ以上 濡れ衣を着せないで
「・・・平和って なんだったっけ?」
社会の底辺で蠢くカス
そんな奴だからこそ能書き垂れる
だけどもちっとも大きくない
器は小さい事は自分でも分かってる
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