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冬、君の温もり。
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作詞 R-tya |
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渇ききった僕に触れた手のひら
冬の冷たさを含んでる
懐かしい君の温もり
ただ其処にあるだけの
やせっぽっちの役立たずに
唯一の優しさをくれる
花も魅せられない
木陰も作れない
何も喜ばせる事が出来ないのに
もしも僕に木陰があったら
安らぎをあげられるだろう
もしも僕が花咲かせたら
移り行く季節を魅せてあげたいよ
色の無い風に消される願い
時の止まった僕に触れた背中が
冬の冷たさを教えてた
一方的な優しさは
ただ其処にあるだけの
出来損ないを少しずつ
自己嫌悪に陥れてく
花も魅せられない
木陰も作れない
君を喜ばせる事は出来ないのさ
もしも僕に言葉があったら
物語を聞かせられるのに
もしも僕に声があったら
旅人の名もない歌を聴かせるよ
叶わない事はわかってるんだ
胸を突き刺す寒さ吸い込んだ
銀の月が輝く夜
銀の翅が輝き舞う
僕に積もってく光見て
『ほら花が咲いた』と微笑む君
もしも僕に涙があったら
堪えきれず泣いていただろう
もしも僕に声があっても
言葉にはできないほどの
『ありがとう』
触れる手のひらに伝わればいい
君との冬は温もりで溢れてる
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