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つむぎ
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作詞 まもの |
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空間は きみのものだった
霞んでいた ぼくの分まで
通り過ぎたのは 何だったろう
何か思い出せないまま 小さくなって
溢れ出すのは雨ばかり
こんなにやかましい朝
騒ぎ出すカラスは今日 どこで雨宿りを
消えない文字で書いた
ぼくら宛ての手紙を読んだ
途中で止めてしまった
空白ばかり目についた
存在は だれのものでもなく
かと言って 僕の分はなく
変な音がしたの 何だったろう
何か思い出せないことに 胸を張ってる
いい加減傘を拾って
こんなに静かな時に
騒ぎ出せない心を 毛布でくるめば
消えない文字で書いた
きみに宛てた手紙はいつか
途中で止めてしまった
美談にしてしまいそうで
消せないことば達はまた
きみを反れて遠ざかっていく
途中で止めて迷った
微笑むぼくが居る
ここまで来て 挙げ句の果てに
笑ったぼくが居る
空間は きみのものだった
霞んでいた ぼくの分だけ
通り過ぎたのは 何だったろう
何か思い出せないまま 小さくなって
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