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ことば遊びのくだらなさ
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作詞 まもの |
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ぼくが思っていた以上に きみは扱い辛くて
笑っているから安心したら 隅っこでこっそり泣いていたりする
物みたいに思っちゃいないけど 少しだけ面倒になってくる
もう好きな様に生きて 好きな人と生きてと 願ったりもする
ぼくが思っていた以上に きみは先を見ていて
転んでしまうから手を伸ばしたら 「自分で起きなきゃ」と振り払うでしょ
本当に信じちゃいないけど 少しだけ神様に会いたくなる
もう夢ばかり見せないで 夢ばかり見ないでと 願ったりもする
二人が これまでの日々で
知らなかったことを 今も知らないことを
見つめる度に 怖くなっていくよ
二人が これからの日々で
知っていくことを ずっと知らないままのことを
通わせる度に スッと消える闇
ぼくが思っていた以上に きみは空っぽを好んで
いや違うかな、けどそうだよな くだらない理由で絡まるだけかな
その不安に答えはないんだけど 悩むだけ賢くなったみたい
ほら嫌なことが起きて 嫌なことばかりで 尖ったりできない
ぼくが思っていた以上に きみを分かっちゃいなくて
違っているから安心しても 同時に吐き気が込み上げたりする
本当に悲しくて泣くの? 演じる自分が格好良いの
胃の中に溜まった物も 平然と溜めた物も きみを認めない
二人が しあわせを望む
嬉しかったことを やがて愛することを
膨らむ度に破いてしまうよ
二人の しあわせの前に
散っていく今を いつか消え去る過去を
見つめやしないで 饒舌なこと
きみが思っていた以上に ぼくは優しくなくて
寄生虫みたいに生きてきたけど ちっとも反省していないかも
生きることに理由がいるの? 今もこうして生きているのに
世の中を一歩下がって 淡々と見つめていても きみは変わらない
きみが思っていた以上に ぼくは作り笑いが巧い
ぼくが思っていた以上に きみは取り繕ってくれる
ぼくが思っていた以上に きみは正義を無駄にかざし
きみが思っている以上に 奇しくも生きていたいぼく
二人がこれまでの日々で
知らなかったことを 今も知らないことを
見つめることで 強くなれそう
二人が これからの日々で
知っていくことを ずっと知らないままのことを
通わせる度に スッと消える闇
二人じゃ一人になれない
きみもぼくもまた いつでも一つになれそう
生きていくことで 強くなれそう
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