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未来をゆく
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作詞 まもの |
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「ごらん、あの空。」 そう言うときみの横顔が鮮明に映った
憂いの種を撒いた地に突き刺した 誇張の旗が風にずっと揺れた午後
一生の宝物と呼ぶらしい出会いを 運命とか偶然とか 一応考えたとする
だけどぼくの目に映るきみは ずっと昔のまま変わらない姿
「好き」ということばの意味は そのまま「好き」という意味なのに
気付いたらことば以上の 思いを詰め込む器を探す
どうしてなんだい どうしてなんだい ことばなんか要らないわけないのに
取っておいたよ実は ここだけの秘密の果実をお食べ
細い身体で歯向かう世界は そのままでも美しいとぼくは思う
「悲しみ」とじゃ交換出来ない「喜び」に浸って良いと悪魔
気付いたらことば以上の 思いが心の中を飛び回る
どうしてなんだい どうしてなんだい 塞いだ口にキスをする女神はどこ?
欲しいんだよ 例えことばを失くしても
その悪魔が天使に見える方についても
気付いたらことば以外の 思いを伝える術を忘れている
気付いてもことば以外の 思いを知る術を 自ら捨ててしまう
「愛してる」ときみは誰かに笑うだろう その姿をぼくはきっと見れないだろう
気付いたよことば以上の 思いが一つしぼんでいく
どうしてなんだい どうしてなんだい 美しいとぼくは思っているのに
これほどきみはぼくの中を飛んでいるのに
どうしてなんだい
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