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風呂に入る
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作詞 まもの |
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排水溝の渦の中に
消えてしまいたいような
そんな気がして微笑ましくて
馬鹿みたいに受け取った苦悩
心地良い温度に設定した
シャワーは出しっぱなしのまま
何回ゆすいで取ろうとしても
汚れたままのシャツを着て濡れる
ここでなら叫んで良い
ここでなら暴れたって構わない
そんな天国染みた場所 見つからないで居る
視界の全て霧がかかって
消えてしまってるような
そんな気がして懐かしくて
馬鹿みたいに湯船に浸かる
そろそろ、良いだろ?
もうそろそろ吐き出しちまえよ
結局、変わらずにいるんだろ?
汚れのシャツが肌に合うんだろ?
ここでなら叫んで良い
ここでなら暴れたって構わない
そんな心を放つ瞬間が 41℃の空間で埋もれた
ここでしか夢を語れない
ここでしか人を愛せない
おおよそ地獄とも言えるこの世界で 馬鹿みたいに湯船に浸かる
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