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無情
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作詞 まもの |
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君の背中が大きく見えたのは
喜ばしいことではなくて
ただ僕が君の真後ろを
ただひたすらに歩いていたから
続いていく道があって
交差点へと開いていって
車が側を走り去った瞬間
向こうの方で信号が変わった
雪が降るらしい 明日の朝は冷える
もっと分厚くて もっと温かいマフラーを
君の背中を僕は見ていたよ
そうして互いに歩きながら
ただ僕はうしろ姿に
自信が合ったわけでは無くて
世界が開く未来では
今より瞳を輝かせて
空は広いらしい 朝の白い息が
狂っている様に 溢れ出すくらいに
君の後ろで僕は気付いたよ
君の背中が小さくなって見える
君がそうまで進んでいるのか
僕が歩みを止めているのか
あぁ 君が遠くなっていく
あぁ 雪が降り出した
あぁ 凍える寒さだなぁ
あぁ あぁ
君の背中が確かに見えていた
これまでの僕は仕合わせだった
「何て綺麗なお月さま」
こんな言葉が浮かんできたよ
「何て綺麗なお月さま」
こんな言葉で泣けるものなら
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