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斜陽
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作詞 まもの |
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否定で始まるものしかここには無いから
違う ちがう チガウって文字に意味などない
ヘッドフォンの右から聴こえたトランペットも
左の方でチカチカしてる赤いランプも
ここに居なきゃ分からないことばかりだろう?
誤魔化すことが仕事だから仕方ないんだろう
ぼーっと見上げた夜空に光る月の色なんか
コンクリートの色しか見えない目の前なんか
何もかも要らないんだよ きっと何もかも
だからこんなにも 集めてしまうんだ
斜陽を見つめてる 美しい僕しか
醜い心を 分かってやれない
否定で始まることしか出来ないから
違う ちがう チガウって声に出したくない
ヘッドフォンの左から聴こえた歓喜の歌も
こうしてなぞる様に吐いた言葉も
ここに居なきゃ分からなかったことだから
誤魔化すことで誤魔化したくない君を見つけた
ニセモノ、紛いモノで良い、そんな訳が無い
だけど可笑しなことにどうしようもない
何もかも要らないんだよ きっと何もかも
だからいつまでも 集めて捨てるんだ
斜陽を見つめてる 醜い僕しか
美しい君を 見つけてあげれない
綺麗な声で歌う歌は
エゴイズムに満ち溢れてる
しゃがれた声で歌う歌は
シンプルなことを欲しがってる
何もかも要らないんだよ きっと何もかも
だからあの空に 叫んでみたいんだ
斜陽を見つめてた あの頃の僕しか
これからの僕を 見つけてあげれない
斜陽を見つめてる 叫んでみたいんだ
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