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ナメクジの唄
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作詞 まもの |
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湿り気を帯びた森の大雨
腐りかかった木に ぼくは生まれた
何が目的で生まれたのか
それが分からないけど それはキミも一緒でしょ?
ここからあの立派な木まで
キミにしてみれば 2,3歩で着く距離
だって進み方これだけだもん
それが分からないから それはキミに届かない
どうしようもないノロマで
救いようもない大馬鹿で
それを受け止めてくれる事
ぼくは密かに願っていた
ここからあの立派な木まで
途中の冒険 キミが知らない自然
バッタさんが跳ねる時笑ってたよ
ダンゴ虫くん 話しかけたら睨まれた
こっちにもそれなりの強者が居た
ぼくを騙して乗っ取ろうとする虫や
空を飛べる有能な「ハネツキ」も
それが分からないから ぼくもキミが分からない?
価値などない存在で
間違いすら間違って
湿り気を帯びた身体は
陳腐な命を体現するかのよう
ここからあの立派な木まで
キミにしてみれば 2,3歩で着く距離
途中の冒険 キミが知らない自然
感動して落胆して絶望して
どうしようもないノロマで
救いようもない大馬鹿で
価値などない存在で
間違いすら間違って
こんな僕を見つけたら
ヒトは塩を撒いてそんで最期
それを受け止めて進んだなら
キミにだって逢える筈
ぼくの冒険 ちょっと話したから
キミの冒険 ちょっと聴かせて欲しい
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