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待ちびと
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作詞 まもの |
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鎖で巻かれた人間が 行き交う歩行者を見てた
どこか急ぎ足で 歩いてく彼等の 横顔ばかり見てた
バス停のベンチに座って 一人で佇んで思ってた
前に進むけど 逃げていく様な 走り方は変だと
鎖を巻いた 心と笑顔に それだけの話だから 普通に暮らしてる
理想は 誰かに愛されること
現実は とりあえず知って貰うこと
孤独のたて穴に 逃げたと思ってない 秘密基地に、しただけ
朝日を拒んだこの街が 死にゆく歩行者を乗せて
時空のハードル走 走ってく街ごと 何度も引っ掛かって転ぶ
鎖で巻かれた人間も 行き交う歩行者も同じ様に
前に進むけど その中でそれぞれの またぎ方を覚える
外してみたら? その鎖を それだけの話なら とっくに試してる
理想は 未来に動じないこと
現実は 1日を平和に暮らすこと
孤独と言わないで 街にはたくさんの人 分かるでしょ、神様
鎖が邪魔だ だから外そう 孤独が辛いのに それだけが出来ません
確か自分で 巻いた筈です 緩く巻いたのに こんなに締められて
でも鎖を巻いて 自分を殺して 孤独に逃げたことも 僕しか知らないこと
締めつけ具合や 感情の劣化に 苦しむほど 生きていたいことも
街は朝日を受け入れた
理想は 誰かに愛されること
現実は とりあえず知って貰うこと
理想は 未来に動じないこと
現実は 1日を平和に暮らすこと
苦しんで苦しんで 執着してたい この街で、生きることに
理想が 遠くで輝いたから
現実が 光に照らされた
現実が 孤独を勧めても
理想は 誰かを愛せること
出来ないとかじゃない 街が待っている この鎖を、外すことを
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