|
|
|
Homeless
|
作詞 まもの |
|
身動きが取れないなら 抱き締めたモノを捨て散らかして
遥か 遥か イメージも沸かない 場所にでも行こう
途方に暮れた老人は 公園で独りぼっち
妻も息子も気が付きゃ遠くに
安いアパートも追い出され 思い出の遊び場
見慣れた枯れそうな木々
孤独な毎日 暗闇の恐怖 いつしか死を望んでしまった
リンリンと鐘が鳴ったら 僕は逝かなきゃならない
仕方ないよ 僕が悪かった 努力が不足したんだよ
嫌気に身を任せて 抱き締めたモノを捨て散らかしたら
今も 今も 夢に出るのは もう一つの未来
夜が早く来だしたら 公園も白く変化して
鳥も子猫も気が付きゃどこかに
どこもかしこも老いていく 思い出は溶けていく
手にしたのは 離れゆく運命 そう思うと出会いも別れも冷たいなぁ
リンリンと鐘が鳴ったら 僕は逝かなきゃならない
耳を澄まそう 僕は疲れた 執着など必要無い筈
富や権力が 時代を創る 強者と弱者が出来てしまう
希望が見えないと 生きる意味を失くし 震える
価値観の違いも 不細工な顔でも それなりに認め合えば良いのに
この世界は・・・ この世界は・・・ でも、もう良いんだ
リンリンと鐘が響く 僕は旅の準備をする
長い間 息をしてきた そう思うと自分も救われるのかなぁ
どうか僕と同じ想いを 分かち合える人が、居ませんように
ちっぽけな歴史の中で 抱き締めたモノを捨て散らかした
何も 何も ここには無いさ 君はこっちに来ないで
美しく捉えないで
|
|
|